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弘前市の飲食店営業自粛要請、対応はさまざま

通る人はまばら。閑散としている新鍛冶町の通り(10月22日19時頃撮影)

通る人はまばら。閑散としている新鍛冶町の通り(10月22日19時頃撮影)

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 弘前市内の飲食店で現在、市が10月20日から要請した新型コロナウイルス感染拡大防止のための営業自粛要請を受け、対応が分かれている。

10月22日19時頃に撮影したかくみ小路

 弘前エリアでは現在、新型コロナ感染クラスター発生により感染者数が約1週間で100人以上増えている。弘前市では10月22日、市内の飲食店に対し10月31日までの営業自粛を要請する一方、接客を伴わない飲食店に対しては自粛内容を一部緩和した。

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 市内に5カ所ある大型店舗では店内飲食店を臨時休業とし、一部店舗ではテークアウト営業のみとした。市内の小規模飲食店では対応が分かれている。

 アイリッシュパブ「ドーランズ」(代官町)は20日から31日まで臨時休業とした。店主の成田赳平さんは「この2~3カ月は地元の客足が戻り始め、スタッフたちの休みがなかったため思い切って大型連休にすることにした。テークアウトも考えたが、準備に時間がなく、工夫も必要なので今回は見送った。今後の感染状況を見極めたい」と話す。

 ラーメン店「弘前大勝軒」(松ケ枝)は営業時間を短縮した。店主の野呂綱孝さんは「さまざまな意見はあると思うが、従業員の生活がかかっているため営業せざるを得ない。協力金の20万円はありがたいが、従業員を抱えた店だと足りない。感染を防ぐため3密を防ぎ、マスク着用、店内消毒は行っている」と話す。

 21日からテークアウト販売のみの営業に切り替えた居酒屋「みくにけ」(元大工町)は、自粛内容の一部緩和を受けて、10月23日からランチ営業を再開する。店主の三國典聖さんは「在庫となってしまった持ち帰り用容器は別の使い道を考えるから良いが、一度生まれた自粛ムードはなかなか元に戻らない」と話す。