弘前市が5月5日、弘前公園の閉鎖を延長すると発表した。
公園の閉鎖は4月10日から始まり、5月6日に解除を予定していたが、5日に弘前市役所で開かれた「第6回弘前市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」で延長が決定した。閉鎖期間は5月17日までとなる。
弘前公園は2600本の桜が咲く名所で、4月23日~5月6日に予定していた今年の弘前さくらまつりは中止となり、花見客が訪れないようSNSなどの情報発信を自粛する呼び掛けまで行われた。
延期の理由について、ゴールデンウイーク期間中に県外からの花見客がいたことや県外へ行った市民も少なからずいたことなどを挙げ、感染状況が確認できる期間として約2週間の時間を空けることにしたという。
弘前市りんご公園の閉鎖も17日まで延長し、公園内の有料区画や弘前市民会館などの公共施設などは31日まで閉鎖とした。詳しくは弘前市のホームページで確認できる。
公園の閉鎖解除は5月18日9時から順次行われる。桜の情報発信の解禁は変更なく、7日から行える。