弘前市民文化交流館ホール(弘前市駅前)で3月15日、アイドルグループ「りんご娘」の姉妹ユニット「ライスボール」が初の単独ワンマンライブを行う。
「お米アイドル」として2015(平成27)年にデビューした同グループ。弘前在住の現役女子高生の太陽(ひかり)、美土里(みどり)、水愛(あくあ)の3人がコーラスを主体とした楽曲で音楽活動を展開する。昨年8月19日にファーストシングル「掌(たなごころ)/命」をリリースした。今回のライブは以前からあった3人からの要望が実現。5年間の活動の中で初のワンマンライブとなる。
「青天の霹靂(へきれき)vol.1」と題した同ライブは、5年連続特A評価を取得した青森県産米「青天の霹靂」のように愛してもらいたいとの思いと、「予想しなかった出来事が突然起こる様子」という本来の意味を掛けた内容になるという。「私たちに新しい可能性を見いだせられるようなライブになる」と美土里さん。
当日は2部構成で、1部は「命」、2部は「掌」をテーマに展開する。ライブのセットリストは3人で考え、それぞれ別の内容になるという。太陽さんは「自分たちの歌だけでなく、各世代のヒット曲をカバーする。幅広い世代に楽しんでいただけるのでは」と話す。
会場ではオリジナルグッズの販売も行う。グッズのデザインは3人で考え、専属デザイナーと打ち合わせを重ねて形にしたという。当日は特典会を予定しており、グッズ購入者を対象に写真撮影なども行う予定。
3人はライブについて、「活動を通じて音楽が好きということを改めて感じている。ライスボールにしかできないライブを披露したい」(太陽)、「5年間の感謝を支えてくれた皆さまに伝えると同時に少しでも私たちの活動を知ってもらう場にしたい」(美土里)、「ライブの構成からグッズまで自分たちが考えたため、不安な一面もあるが成長した私たちを見てもらいたい」(水愛)と意気込む。
1部=12時30分開場、13時開演。2部=16時30分開場、17時開演。チケットはそれぞれ、一般=3,000円、高校生以下=2,000円。
※新型コロナウイルス対策により、上記イベントは延期となりました(2月28日発表)。