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青森のローカルアイドル「りんご娘」がおにぎり作り 老舗日本料理店3代目おかみが講師

弘前アクターズスクール生におにぎりの結び方を教える工藤としさん(左)

弘前アクターズスクール生におにぎりの結び方を教える工藤としさん(左)

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 「弘前アクターズスクール」(弘前市宮川)で8月8日、青森のローカルアイドル・りんご娘らがおにぎりの作り方を学んだ。

おにぎり作りに奮闘するりんご娘・王林とアルプスおとめ・外崎

 「りんご娘」「アルプスおとめ」らが所属する弘前アクターズスクールでは毎年、夏休み期間を利用して、スクール生たちを対象に寺院で合宿を行っている。合宿では「生活マナー」を学ぶため、自炊や掃除、座禅などを行う。今年は「大和家おにぎり結びの会」で大和屋3代目おかみの工藤としさんを講師に招き、「おにぎりの結び方」を学ぶ授業を行った。

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 大和家は1923(大正12)年創業の日本料理屋で、おにぎり販売は工藤さんが1971年から始めた。娘に食べてもらいたいと作り始めたおにぎりだったが、中学校の購買部のメインがパンだったことに疑問を抱き、弘前の学校へ営業し、購買部で販売するようになったという。日本割理店は閉業し、購買部での販売もすでに終わっているが、現在でもおにぎりの注文は行っている。

 アクターズスクールを主宰する樋川新一さんは「スクール生たちに食育を伝えることが目的。農業活性化を目標に活動しているアイドルたちなので、食と命の大切さをこの機会に学ばせて、芸能活動を通じて発信していきたい」と話す。

 工藤さんは「大人に教える場は過去にもあったが、子どもたちに直接おにぎりの作り方を教える機会は初めてかもしれない。大和家が100周年を迎えるまで、おにぎり作りを続け、学ばせる場も持ち続けていきたい」と笑顔を見せる。

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