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弘前の高照神社が雪かきへの協力者募集 大雪に見舞われ追いつかず

屋根に積雪が見られる高照神社の拝殿

屋根に積雪が見られる高照神社の拝殿

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 大雪に見舞われた弘前の高照神社(弘前市高岡神馬野)が現在、1月12日に行う除排雪に協力してくれる人を募集している。

拝殿への入り口が落ちた屋根雪でふさがれている

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 高照神社は弘前藩4代藩主・津軽信政の霊廟(れいびょう)として1712(正徳2)年に建立された国指定重要文化財。地元の高岡集落48戸でつくる町会が所有・管理しているが、地域外からの協力を得たいと2023年に高照神社運営検討委員会を立ち上げ、維持管理に協力してくれる人を都度、募集するようになった。

 同委員会会長の葛西修造さんによると、近年は町会の高齢化が進み草刈りや雪下ろしなどの管理作業がままならないという。現在は2026年から始める修理工事に向けて準備を進め、同委員会への入会を呼びかけている。2月からは社殿修理費用をクラウドファンディングで集める。

 1月12日の活動は、拝殿の雪下ろしを中心に境内の除排雪など。8時にスタートし、10時30分から11時ごろまでの予定。途中参加も可能で、雪かき道具は貸し出す。

 葛西さんは「昨年12月29日に境内の雪かきはしたが、この冬は積雪が多く、追いついていない。重要文化財を後世に残していくためには多くの人の力が必要になる。弘前にある重要文化財の現状を知ってもらう機会にもなれば」と話す。

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