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弘前市が「ひろさき出愛サポートセンター」開設-男女に出会いの場を提供

「ひろさき出愛サポートセンター」事務局の竹内瑛子さん

「ひろさき出愛サポートセンター」事務局の竹内瑛子さん

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 弘前市は10月17日、結婚を希望する男女に出会いの機会を提供するサービス「ひろさき出愛サポートセンター」を開始した。

「簡単!無料で出会いを見つける方法」と案内したポスター

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 同サービスは、弘前市経営戦略部行政経営課の「人口問題プロジェクト」の一環として企画された。同課の竹内瑛子さんは「市ではこれまでも人口問題に対し、子育てサポートや就労支援などの面で事業を展開してきたが、本年度より正式に担当部署を設置した。より直接的な取り組みを始め、そのうちの一つとして同サービスを提供する」と話す。

 出会いを求める会員登録のほかに、会員同士の出会いの場を提供する「出愛サポーター」の参加を呼び掛ける点が特徴。「出愛サポーター」は、出会いの日程や会場を調整し、出会った後のサポートまでボランティアで行う。

 「出会いを求める人は、年齢や職業もそれぞれ。早期の結婚を望む人もいれば、時間をかけてゆっくり恋愛を楽しみたい人もいる。そうしたニーズをくみ取りながら、出会いの場をコーディネートするのも『出愛サポーター』の役割」と竹内さんは話す。

 自治体が出会いの場を支援するため、個人情報の取り扱いには特に配慮する。会員登録するに当たっては、事前に予約して直接市役所で手続きを行う。登録の条件は、結婚を希望する20歳以上の独身者で、弘前市在住または結婚後、弘前市に住む意志のある人。

 「出会いを求めている人でも、いざ結婚となると重く感じてしまう人たちもいるはず。このサービスでは、出会いの場を通じて人それぞれの恋愛の形を築いてもらえればと思っている」と竹内さん。「弘前という街がにぎわう一因となれば」とも。

 受付時間は、平日=8時30分~20時、第2土曜・日曜=8時30分~17時。「出愛サポーター」の登録も同じ。年内は予約の必要がない夜間登録会(18時~20時、市長公舎会議室)と休日登録会(10時~18時、ヒロロ3F多世代交流室)も実施。問い合わせは「ひろさき出愛サポートセンター事務局」(TEL 0172-35-1123)まで。

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