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青森で学生向け短編映画「君は笑う」完成へ 地方学生の進路に悩む姿描く

「君は笑う」出演者と学生スタッフ、りんご飴マン

「君は笑う」出演者と学生スタッフ、りんご飴マン

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 イオンシネマ弘前(弘前市高崎)で3月10日、青森県が製作したショートムービー「君は笑う」の完成披露試写会が行われた。

映画のワンシーン。近所の住民の雪かきが事件の発端となった

 青森県の学生向けに地元就職や多様化する働き方を伝える同映画。県内に通う5つの大学や専門学校から6人の学生と、県内を中心に活動する映像クリエーターらが制作に参加。監督は東京から弘前に移住した「生ゆるキャラ」の「りんご飴(あめ)マン」。

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 卒業後の将来に悩む女子高生が家族や周囲の人たちに支えられながら進路を決めていくストーリー。出演は、ローカルアイドル「りんご娘」のジョナゴールドさんのほか、青森の「住みます芸人」の「キューティーブロンズ」。撮影は1月下旬に弘前や西目屋で行われた。上映時間は約30分。

 試写会後の舞台あいさつで、りんご飴マンは「青森の冬景色や暮らしの魅力は伝えたほか、働き方の選択肢を家族で考えてもらうような内容になったのでは」と話す。「劇中のセリフ回しは制作に関わった学生たちにも考えてもらった。実際に親からしかられた言葉などを盛り込んだため、リアルなセリフになった」とも。

 映画の演技は初挑戦だったというジョナゴールドさんは「演技がちゃんとできているのか不安だったが、感動してくれた人もいてうれしかった」と話す。雪かきをする男を演じたキューティーブロンズのこさぶろうさんは「男が自分の中に降りてきた」と、劇中で見せたユニークな雪かきスタイルを再現して会場を沸かせた。

 試写会に参加した20代女性は「自分の高校2年生のころと重なったところがあった。好きなことを進路の一つに考えられるようになったのは就職活動の時で、得意なことや興味があることを青森でやれるのであればすてきなことだと感じた」と話す。

 公開は公式サイト上で4月以降を予定している。

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