弘前大学で医学展 漫画「コウノドリ」の複製原画展示など

企画する医学部生たち

企画する医学部生たち

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 弘前大学文京キャンパス(弘前市文京町)で10月21日~23日、「医学展2016」が開催される。

10月8日に行ったプレイベントの様子。AEDの使用方法を学ぶ救急ブース

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 弘前大学総合文化祭の一環として、同大の医学部学生が開く同展。「体験」「産婦人科」「外科」「健診」「精神」「救急」「臓器展示」の7つのブースに分かれ、各担当科の学生たちが企画を展開する。

 同展代表者の江沙音さんは 「今年の目玉は、産婦人科を舞台にした漫画『コウノドリ』の複製原画を展示する産婦人科ブースと、統合失調症になった患者とどのように接するかをテーマにした精神科ブースの演劇」と話す。

 複製原画の展示は講談社の協力で実現したといい、「作中で描かれたシーンを元に、出産に関するさまざまな疑問や理由を解説している」と江さん。「精神科ブースの演劇は私たちにも内容が公開されず、本番でどのような劇になっているのか楽しみ」とも。開演時間は21日=14時と16時、22日・23日=11時と15時。

 体験ブースでは、今年4月に改正された「おくすり手帳」について、正しい使い方を伝えたり啓発したりする場や、1日に摂取する食塩の量を視覚的に見比べて理解できるようなブースになるという。

 今年初の取り組みとして、ブースラリーを企画。全ブースを巡った人には数量限定の限定オリジナルグッズを進呈する。

 江さんは「健康や病気の予防や必要に迫られないと興味が湧かないことが多いが、関心を高めるきっかけ作りになれば。進路に迷っているような中高生には特に来てほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は、21日=13時~17時。22日・23日=10時~17時。入場無料。

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