弘前市公園緑地課(弘前市下白銀町)が3月24日、弘前公園の桜の開花予想を4月12日と発表した。
弘前公園の桜を管理する同課の開花予想は今季2回目。発表によると、園内にあるソメイヨシノの標準木の開花を4月12日とし、満開は4月17日。外堀は4月11日の開花で4月16日に満開を迎える。桜のトンネルの開花は4月13日、満開は4月18日となる。前回の予想より2日早くなり、平年より10日早い。
弘前市が弘前公園の桜を観測したのは1947(昭和22)年からで、観測史上で最も早かったのは1990(平成2)年に記録した4月13日。今回の予想はさらに1日早い。同課の樹木医・橋場真紀子さんは「この1週間の気温は平年に比べ高く推移し、3月下旬から4月上旬の気温もかなり高くなる予想。今後も開花予想日は変わる可能性がある」と話す。
このほか、ヤエベニシダレの満開は4月23日、カンザンの満開は4月27日と予想した。
次回の市の開花予想発表日は3月31日。弘前さくらまつりは4月21日~5月5日に開催を予定する。