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弘前で「発酵フェス」、県内外から出店25ブース みそ玉づくりやヨガ体験も

「発酵美人協会」代表のみわあやこさん

「発酵美人協会」代表のみわあやこさん

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 「発酵フェス」が10月30日、泉野多目的コミュニティ施設(弘前市泉野)で開催される。

会場では塩こうじやしょう油こうじを販売する

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 県内外から25ブースの出店があり、「発酵」をテーマにフードやスイーツの販売、ワークショップを開催する。主催する「発酵美人協会」代表のみわあやこさんは「発酵食品を知ってもらうために企画した。料理の作り方やおいしい発酵料理を味わってほしい」と話す。

 みわさんは料理教室を2016(平成28)年に開き、2019(平成31)年、発酵料理教室「Aya Life Beauty Kitchen」を立ち上げた。以前は不動産業の事務職に就いていたが、長女のアレルギー症状をきっかけに手料理に大切さに気づき、発酵料理に行き着いたという。「長女の体質は改善し、私自身も発酵で生き方が変わった」とみわさん。

 会場内は新型コロナウイルスの感染症対策のため、飲食はテイクアウトのみで提供する。「ワンナチュラル」(春日町)「北の魔女の家」(取上)、「ナチュロロジーハウス」(駅前町)といった飲食店が発酵料理を用意するほか、発酵調味料や「本枯節」の削り節の販売も行う。ワークショップは、「発酵美人インストラクター」によるヨガ体験やコスメ作り、「塩こうじ」「しょう油こうじ」作りを用意する。

 みわさんによると、こうじを使った発酵食品は日本の伝統料理に多く取り入れられていたが、近年の食の欧米化で少なくなっているという。「日本は米を食べる文化なので、こうじとは相性が良い。青森は発酵食品に対する意識が高くないため、入り口になるようなイベントになれば」とみわさん。

 同イベントは「発酵美人協会」として長年にわたって企画していたが、準備は突貫で、多くの人の助けがあったから開催に踏み切れたと感謝するみわさん。「腸を整えることで健康だけでなく心も変われることを伝えていきたい」と話す。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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