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5月20日、弘前城天守と「ダイヤモンド岩木山」観測予想 チャンスは年2回

弘前城天守とダイヤモンド岩木山(2018年撮影)

弘前城天守とダイヤモンド岩木山(2018年撮影)

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 弘前在住の地理愛好家が現在、「弘前城本丸から5月20日にダイヤモンド岩木山が見られるのでは」と予想している。

展望デッキから見ることができる弘前城天守と岩木山

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 「ダイヤモンド岩木山」は、富士山山頂に太陽が重なる瞬間、ダイヤモンドが輝くような光景が見られる「ダイヤモンド富士」に倣い、津軽富士と呼ばれる岩木山でも同じ現象を捉えることができることから命名。

 弘前城天守は現在、本丸の石垣修理のため、本来の位置から70メートルほど本丸中央に移動している。天守の曳家(ひきや)工事実施に伴い、岩木山をバックに弘前城天守を見ることができる展望デッキが現在設置されていることから、5月20日の夕方、気象条件が整えば同所から「ダイヤモンド岩木山」が見られる可能性があるという。

 弘前在住の地理愛好家・對馬和也さんは「ダイヤモンド岩木山は年間通じて、弘前周辺の津軽平野で見ることはできるが、弘前城天守との競演は5月下旬と7月下旬の年に2回だけ。早ければ2025年に弘前城天守は元に場所へ戻ると聞いているので、今しか見ることができない貴重な機会」と話す。

 對馬さんは太陽の動きを地図ソフト「カシミール3D」で計算し、岩木山山頂に太陽が沈む時間を同日18時10分ころと予想している。「後は気象条件しだい。暗い話題が多い昨今、気持ちを切り替える意味でも6年目を迎えた弘前城天守とダイヤモンド岩木山の鑑賞を楽しみたい」と笑顔を見せる。

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