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青森の水田風景がネットで話題に 夕日と水面に映る列車

夕日の岩木山を背景に、列車と水田風景が話題を集めた(写真提供:丸目多聞さん)

夕日の岩木山を背景に、列車と水田風景が話題を集めた(写真提供:丸目多聞さん)

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 青森・津軽地方にある水田風景と夕暮れの中を走る列車が現在、ネットで話題を集めている。

田んぼの水面に鏡のように映る岩木山

 話題となっているのは、ツイッターアカウント・丸目多聞さんが5月28日に弘南鉄道弘南線「柏農高校前駅」近くで撮影した動画。「弘南電車が、駅に着いて発車していくだけの動画」と投稿したところ、「なんかのCMに使われそう」「ブルーインパルスも美しいけど この電車の速度 この風景も美しい」「千と千尋感ハンパない」(原文ママ)と話題を集め、1万5000以上のリツイート、5万3000以上のいいねが寄せられた(5月31日13時現在)。

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 津軽地方では現在、田植えのシーズン。水が張られた田んぼを水鏡として使い、津軽富士と呼ばれる岩木山を撮影するカメラマンや写真家が多く、近年はSNSを使って地元住民からの投稿が相次いでいる。

 丸目さんは弘前在住の30代男性で、趣味で青森県内の写真撮影を行っている。この日も仕事帰りに以前から狙っていた場所から、岩木山を背景に夕日と水田に映る電車を撮ろうとしていたという。「夕日を使って影絵のような写真ができると考えていた」と丸目さん。

 撮影したのは19時40分頃。写真撮影のほかに、ツイッターですぐに発信しようと思い立ちスマホで撮影しようとしたが、カエルの声や列車、踏切の音も入れようと動画にしたという。丸目さんは「仲間内だけで『いいね』がある程度だと思っていたが、故郷を連想させるようだと多くの反応があり、胸を打たれた」と話す。

 拡散の理由は分からないと丸目さん。「新型コロナウイルスの影響で、春休みもゴールデンウイークも故郷に帰れなかった人がたくさんいることも理由にあるのでは。地元では当たり前の光景が、少しでもそんな人たちに癒やしを与えられるならうれしい」と笑顔を見せる。「弘南鉄道の利用にもつながれば」とも。