青森・弘前のダンス＆ボーカルユニット「りんご娘」が4月1日、新メンバー名を発表した。

記者会見の様子

　りんご娘は、リンゴミュージック（弘前市）に所属するユニットで2000（平成12）年7月に結成。音楽・芸能活動を通して青森や1次産業の活性化を目標とし、リンゴの品種名で芸名にして活動する。メンバーは代替わりしてきたが、3月31日にメンバーだった4人全員が卒業した。

　新生りんご娘は、りんご娘の妹ユニット「アルプスおとめ」の4人が昇格する形で結成。芸名はそれぞれ「ピンクレディ」「はつ恋ぐりん」「金星（きんせい）」「スターキングデリシャス」と発表し、新しいロゴやメンバーも同日披露した。

　「ピンクレディ」さんは「アルプスおとめ」でもリーダーを担当し、メンバーの中では最年長の19歳。現在は社会人。名前を初めて聞いた際は「とんでもない名前をもらった」と振り返る。「偉大だった先代の後を継ぎ、メンバーの個性を生かしながら『リンゴを楽しむ』提案をしていきたい」と意欲を見せる。

　「はつ恋ぐりん」さんと「金星」さん、「スターキングデリシャス」さんの3人は青森県内の高校生。「はつ恋ぐりん」さんは「実感はまだ湧かないが、さまざまなことに挑戦する私たちのギャップを楽しんでいただければ」と話す。

　「金星」さんは4人の中では唯一先代のメンバーが使った名前で3代目となる。「先代に恥じないような活動をしたい」と意気込む。「スターキングデリシャス」さんは「名前が長いのでスーちゃんなどの愛称で呼んでもらえるとうれしい」と笑顔を見せる。

　4人によると、金星以外は海外由来の品種となるため、青森の良さを海外にも発信していきたいという。

　「アルプスおとめ」はメンバー不在のため、同日をもって活動を休止する。「りんご娘」のホームページはリニューアル中で4月2日18時にオープンする。