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弘前のリンゴ農家がスーツ姿でリンゴPR「メヤダン」 第1弾はパンフレット

「メヤダン」のパンフレット。津軽弁でキャッチコピーが書かれている

「メヤダン」のパンフレット。津軽弁でキャッチコピーが書かれている

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 弘前の東目屋地区のリンゴ農家らがスーツ姿でリンゴをPRする「メヤダン」が現在、展開されている。

パンフレットに出演した7人のリンゴ農家ら

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 メヤダンは「目屋男Dyism(めやだんでぃずむ)」の略で、ダンディズムをテーマにリンゴを売り込むことを目的にしている。企画したのは、同地区に就任した地域おこし協力隊の石戸谷寛子さん。「私自身に腐女子気質があるため、女子向けにリンゴをPRできれば販売促進になるのではと企画した」と石戸谷さん。

 企画の第1弾として、同地区の30~40代のリンゴ農家7人のスーツ姿を収めたパンフレットを作成した。パンフレットにはそれぞれのキャッチコピーを津軽弁で掲載しており、「リンゴもなも抱いてける(リンゴもおまえも抱いてやるの意味)」「めごがりてぇのはリンゴどなだげ(かわいがりたいのはリンゴとおまえだけ)」などの過激な言葉が並ぶ。

 参加したリンゴ農家・福沢幸仁さんは「企画を聞いた際は戸惑いがあったが、心を決め、カメラの前では言われるがままポーズを決めた。出来栄えには満足しているが、久しぶりのスーツがきつかったことが反省点」と笑顔を見せる。

 同パンフレットは、「東目屋リンゴ」を購入した際に同梱する。現在はヨドバシカメラのECサイトで取り扱いがあるほか、東目屋地区のホームページでも販売する。

 今後について、石戸谷さんは「第2弾、第3弾として、若手のリンゴ農家と都会に住む女性をマッチングするような婚活や歌って踊れるような展開も視野に入れていきたい」と意欲を見せる。

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