「Vege Labo Goodday（ベジラボグッデイ）」（弘前市土手町、TEL 0172-26-8202）が6月10日、オープンした。

大鰐産の豚肉を使った「コロコロポークのパワーサラダ」

　健康を意識したサラダを中心にしたプレートメニューを提供する同店。昨年11月に移転した居酒屋「津軽お日さまの味」の店跡を居抜きで改装した。店舗面積は約10坪で客席数は約20席。

　店主の石岡彩乃さんが弘前の飲食店で働いた経験を生かして独立した。石岡さんは「自分自身が年齢を重ね、外見の美容だけでなく内面の美しさや健康に気を遣うことが多くなり、普段からよく食べていたサラダをメインとした店を考えた」と話す。

　昨秋から準備を進め、メニューや店づくりなど周囲からアドバイスをもらいながら出店にこぎ着けた。石岡さんは「素人の私が出店できたのは周りにいたみなさんのおかげ」と感謝する。「新型コロナウイルスの影響で夜営業は難しいため、しばらくはランチのみ」とも。

　メニューは、ジューシーチキンサラダ（880円）、大鰐自然村のコロコロポークのパワーサラダ（880円）、大豆ミートと卵＆ナッツの低カロリー・高タンパク質サラダ（780円）など。自家製ボーンブロススープとパン、ドリンクがつき、4種のドレッシングから一つを選ぶことができる。キュウリやブロッコリー、ベーコンといったトッピングメニューもあり、テークアウトにも対応する。

　「期間限定や昼飲み向けのメニューなど追加していきたい」と石岡さん。オープンして約2週間がたち、SNSを通じて来店する客が増え始めているという。「サラダでおなかがいっぱいにできるの？といったお客さまにも満足いただいている手応えは感じている。店名はサラダを食べて、いい1日を過ごせるようにと名付けた。お客さまを元気に送り出せるように続けていければ」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時30分～14時30分。