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弘前のビール醸造所がりんご酒開発 クラフトビール造りの経験生かす

ホッピーサイダーを手にするギャレスさん

ホッピーサイダーを手にするギャレスさん

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 ビール醸造所「Be Easy Brewing」(弘前市松ケ枝、TEL 0172-78-1222)が5月7日、地元産リンゴを使ったりんご酒「タムラファーム Hoppy Cider(ホッピーサイダー)」の販売を始めた。

リンゴのイラストがデザインされたHoppy Cider

 元米空軍兵で青森在住のギャレス・バーンズさんが社長を務め、「ギャレスのビール」の愛称で知られる同社。クラフトビール商品のラインアップは創業から250種類を数える。これまで全国45都道府県の飲食店に発送していたが、新型コロナウイルスの影響で昨年から販売サイトを立ち上げ、瓶ビールの小売りを始めた。

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 りんご酒の醸造は昨年12月、創業4周年イベントの一環として取り組んだ。ビールの原料となる麦芽がなかったことから、リンゴで作ってみようと思いついたことがきっかけだったという。「弘前は現在シードルが人気。自分でもシードルを造ってみようと考えた」とギャレスさん。

 「Hoppy Cider」はリンゴを使った発泡酒に分類される。タムラファーム(青樹町)のりんご果汁と、かんきつ系に合わせやすいというブリティッシュエール酵母、南半球産ホップをかけ合わせたという。

 1回目の醸造では、もりやま園(弘前市緑ヶ丘)のりんご果汁を使った。ギャレスさんは「250種のクラフトビールを造った経験からホップや酵母の組み合わせでできる酒の味をイメージできる。りんご果汁から味を想像し、それに近づける醸造を目指している」と話す。

 「1回目より自信作」とギャレスさん。「一度に醸造できる量は瓶3000本。なくなり次第終了するが、りんご果汁があれば続けていきたい」とも。「コロナ禍はまだ続きそうだが、缶の販売や青森での醸造など新しい挑戦は続けていきたい」と意欲を見せる。

 価格は340ミリリットル入り=830円。加藤酒店(西茂森)、青森県内のカブセンターなどで販売する。

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