弘前のサッカークラブ「ブランデュー弘前FC」が11月6日、大松山運動公園(栃木県下野市)で開催された全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)1次ラウンドに出場した。
東北社会人サッカーリーグ1部に所属するブランデューは今シーズン、2年ぶり2度目の優勝を果たし、3年連続で地域CLに出場する。地域CLの1次ラウンドでは出場する4チームによる総当たりのリーグ戦となり、上位1チームと各リーグ2位の最上位チームが日本フットボールリーグ(JFL)昇格をかけた決勝リーグに駒を進めることができる。
ブランデューの初戦は、関東リーグ1位代表の「栃木シティFC」となった。前半は0対0のまま試合は動かなかったが、後半14分にPKを許して先制される。続く後半34分にはカウンター攻撃で追加点を決められ、0対2。ブランデューはそのまま相手ゴールを狙うことができず、敗退した。
試合には621人の来場があったほか、全国社会人サッカー連盟のユーチューブチャンネルで生中継され、一時は800人以上の視聴者がいた。今後の試合も同チャンネルで生中継するという。
ブランデューの姜曉一監督は「1カ月ぶりの対外試合となったこともあり、立ち上がりは選手たちが固くなっていたが、前半の給水タイム以降は自分たちの流れでプレーできた。敗因はそこで決め切ることができなかったこと。地域CLは何が起こるか分からない大会なので、残り2試合を決勝戦のつもりで戦い、1次ラウンドを突破したい」と意欲を見せる。
次の試合は11月7日10時45分から、関西リーグ2位の「AS.Laranja(ラランジャ) Kyoto」(京都府)と対戦する。