「工藤パン」(青森市)が1月1日、主力商品「イギリストースト」の新商品「ラムレーズンクリーム」の販売を始めた。
新年からパッケージデザインを変更した「チョコレイ」「チョコスプレー」
イギリストーストはマーガリンとグラニュー糖を山型食パンで挟んだ菓子パン。青森県を中心に東北地方の一部でしか流通せず、販売から50年以上がたつ。「青森県民のソウルフード」とも呼ばれ、近年はアニメコンテンツやキャラクター、青森県警といった異業種とコラボし、話題を集めている。
「ラムレーズンクリーム」は、ザラメ糖とカリフォルニア産ラム酒漬けレーズンをクリームとサンド。パッケージには「大人の香りとコク」「ジャリあり」と表記している。イギリストーストの特徴でもある「ジャリ感」が残るようザラメ糖を使う。
工藤パン営業部担当者は「ジャリ感にこだわり、開発には苦労した。菓子業界で近年注目を集めているラムレーズンはイギリストーストに絶対合う、という発想から始まった当商品。流行に敏感な弊社の自信作となった。今後は大人シリーズのような展開もできれば」と意欲を見せる。
価格は125円。