弘前にカフェや喫茶店がたくさんあるけれど、初めて入る店では「パソコン使っていいの?」「子ども連れでもいいのかしら」とちょっと不安もあります。県外から訪れるビジネスマンや地元のノマドワーカーたちにも地元のカフェをもっと利用してほしいから。そんな思いから弘前大学の学生団体「Magnify Hirosaki(まぐひろ)」と地元のお店を調べてみました。
自分時間を満喫できる、昔懐かしの喫茶店
朝のオープンから観光客や地元の常連客で満席になることも。今年で創業55周年となる同店は、昔ながらの純喫茶の趣を残している。3代目現店主の高橋さんは「母(2代目店主)はよく声をかける人でしたが、私は苦手なので…」とお客さんに多くは話しかけないが、丁寧で穏やかな接客が心地良い。柔らかなソファに座ったら、時を忘れてくつろいでしまいそうだ。(はなでぽん)
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ジョイフルなメニューで美味しく健康に!
レンガ造りのお店に入ると、テーブル席やソファー席、壁付けカウンター席など、1人でも複数人でも楽しい時間を過ごせる店内になっていた。天気が良い日はテラス席を利用することもできる。スムージーやアサイーボウルは朝ごはんや「3時のおやつ」にぴったり。果物がたっぷり使われているため、栄養バランスも手軽に整えられる。健康と美味しさへのこだわりを込めた店になっている。(UMI)
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レトロポップな空間で楽しむ料理と景色
土手町を歩いていてふと目に留まる青い看板。階段を上った先には、淡いピンクとブルーのかわいらしい色使いの中に、どこか懐かしさを感じる空間が広がっていた。土手町を見渡せる窓際の席が一番人気。弘前の歴史が感じられる街並みを眺めながら、美味しい料理とレトロポップな空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。隠し味を入れたお店こだわりのアイスクリームもぜひ。(coco)
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クラシック音楽と一緒に豊かなティータイムを…
1959(昭和34)年創業の老舗喫茶店。店内には絵画や写真、初代オーナーが集めた骨とう品などが並び、レトロな雰囲気を楽しめる。訪れる人は、クラシック音楽が流れる心地よい空間で時間を忘れておしゃべりをしてしまう。映画のロケ地にも使われたことがあったとか。親子3世代や県外からも訪れる人がいて何度も通いたくなるお店である。(UMI)
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ハワイに囲まれてあなたも元気に
中央弘前駅から川を挟んで見えるビルの2階には、居るだけで元気がもらえるようなハワイアンな空間が広がっていた。壁一面に広がるビーチの絵や店内で流れているアメリカのラジオは、まるでハワイにいるような気分にさせてくれる。窓際の席が人気で、隣同士で食事を楽しんだり、作業に集中したりできる。地元の学生から観光客まで、幅広い利用客が訪れる。(朋佳)
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建物の魅力を感じながらひと休み
かつて呉服店の倉庫として建築され、銀行としても使われてきたこの場所は天井が高く、窓がない。ここにいる間だけ時間の流れがゆっくりと感じられる。柱の色に統一された椅子やテーブル、数や強さにもこだわった照明が建物の魅力をさらに引き立てる。「訪れる人にとってとまり木のような場所でありたい」。そんな思いが込められたこの場所でひと休みしてみてはいかがだろうか?(coco)
シードルと過ごす、わたし時間
りんごで作ったお酒「シードル」を愛する店主夫妻が、「弘前でシードル文化を広めたい」と始めたカフェ。お店のメニューには、シードルを使った料理や、やさしい甘さのスイーツなどもそろう。カウンター席からソファの席まである店内。ひと休みにもデスクワークにも使えるため、自分の時間を美味しい料理と過ごすことができる。あなたも「POMME/MARCHE」で、充実した「わたし時間」を過ごしてみは。(wakka)
子どもと一緒に安心して、カフェ時間を楽しめる場所
子連れの外食でも気を張らず、落ち着いて食事を楽しめる。そんな空間にしたいと夫婦で工夫をちりばめた。友人の家に遊びに来たような感じがあるのは、靴を脱いで入る解放感があるからかもしれない。ローテーブルのある小上がりスペースでは、子どもと一緒にゆっくりと過ごすママ友も多いのだとか。ひざかけや食べこぼし防止シート、子ども用椅子、おむつ替えに利用できるベビーベッドも用意されていて安心。日常から離れてランチやカフェタイムを楽しめる店だ。(はなでぽん)
@trentatre33_hirosaki(インスタグラム)
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弘前公園の近くでゆったりまったり
弘前公園北の亀甲門前にある白い外観が特徴的なお店。40年以上続いているという店内は少し懐かしさを感じる。心地よく座れる椅子や少し低めのテーブルにも歴史があり、料理のレシピは開店以来変えていないんだとか。大盛りや減塩、主食を少なくすることもできるため、自分に合ったメニューを選ぶことができる。弘前公園の四季折々の景色が楽しめる窓側の席が人気だ。(朋佳)
準備中
利用客だからといって何をしてもいいわけではありません。お店や利用客同士で気遣いを持ち、お互いが気持ちよくカフェ時間を過ごせるような心がけを持ちましょう。
混雑時は席を譲りましょう
1注文での滞在時間をできるだけ守りましょう
電話はお店の外でしましょう
電源やWi-Fiの利用確認が必要な場合は確認してから利用しましょう
ほかのお客さんを入れないように写真を撮りましょう
多くの人に向けて発信する際の写真撮影は、お店に確認しましょう
消しカスは残さないようにしましょう
参考書などで場所を広げすぎないようにしましょう
利用時間の目安を守って利用しましょう
団体名のMagnify(マグニファイ)という単語には、「拡大する、重要性や価値を高める」という意味があり、「弘前の魅力を見つめ、価値を高める発信を」というスローガンで活動しています。大学進学を機に、弘前へ住み始めた弘前大学の学生6人で構成され、外の視点も交えた弘前のすてきな一面を紹介しています。
配布場所
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令和6年度弘前市市民参加型まちづくり1%システム採択事業