青森・田舎館村の第2田んぼアート会場が6月18日、一般公開を始めた。
7色12品種の稲を使って絵と文字を描く同村の田んぼアート。今年はNHK大河ドラマ「真田丸」から「石田三成と真田昌幸」(=第1田んぼアート)と7月29日に全国東宝系で公開する映画「シン・ゴジラ」(=第2田んぼアート)がテーマとなっており、第1田んぼアートは5月30日に一般公開を始めた。
「6月7日に地元高校生らが田植えを行い、ゴジラの絵柄はまだうっすらとしか見えていない。ゴジラの全身ビジュアルを見ながら、稲穂の成長に合わせて現れるゴジラを楽しんでほしい」と同村の企画観光課・浅利高年さん。見頃は7月中旬からといい、「秋には黄金色になるため時期による楽しみ方もある」と話す。
「今年の田んぼアートはどちらも下絵を公開しない」と同村では定めており、「シン・ゴジラ」の絵柄は同日で初お披露目。一面にゴジラを配置し、左下に国会議事堂やビル群、右側に題字を描く絵柄となった。「田んぼアートそのものが作品。足を運んでいただき、下絵ではなく実際に目で見て体験してほしい」と浅利さんは呼び掛ける。
第2田んぼアート会場の開館時間は9時~17時(最終入館=16時30分)。7月16日~8月31日は8時30分~18時(最終入館17時30分)。入場料は300円、子ども(小学生)は100円。未就学児無料。