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弘前の移動販売店「たこちゃん」が常設店出店 20年目の節目に

(左から)店主の高木美枝子さんと次女でスタッフの麻未さん

(左から)店主の高木美枝子さんと次女でスタッフの麻未さん

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 「イオンタウン弘前樋の口店」近くにたこ焼き専門店「たこちゃん」(弘前市城西)が12月15日、オープンした。

「たこちゃん」のたこ焼き

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 たこ焼きの移動販売店「たこちゃん」が出店した同店。店主の高木美枝子さんが2005(平成17)年12月15日からたこ焼き店を始め、20年目の節目に常設店舗を持った。「移動販売は今後も続けるが、常設店舗での営業は長年の目標だった」と高木さん。

 たこちゃんは、「BAL弘前城東店」(高田)や白神飯店(国吉村元)などの駐車場で出店するほか、イベント出店も行い、「飲めるたこ焼き」と評されて人気が高い。独自にブレンドしたたこ焼き粉を使い、高木さんによると火力の調整がおいしさのポイントという。白甘酢しょうがをつけ合わせるのが特徴。

 店舗は「大型コインランドリー 幸」の隣で軽食喫茶店の跡地。当初は家主から出店を断られたが、20年の経験と評判の良さが家主に伝わり、出店を許可してもらった。店舗の改装には家主が協力。SNSなどの情報発信は次女が手伝った。高木さんは「皆さまの協力があったからこそ出店できた」と感謝する。

 たこ焼き(650円)は、ソースをはじめ、ネギ塩ダレ、オニオンポン酢、「タルタルのせ」を用意。メニューはこのほか、肉巻きだんご(200円)、焼きそば(600円)、お好み焼き(400円)などを用意。移動販売店では提供できなかったメニューを用意する。販売はテイクアウトのみ。

 高木さんは「初日にはオープン15分前から並ぶ人がいたり、インスタグラムにお祝いのDMが届いたりし、うれしかった。移動販売だとできなかったことも多く、スタッフを育てることもその一つ。スタッフを育て、立ち寄ればいつでもたこ焼きが買えるような店づくりを目指したい」と話す。

 営業時間は11時~18時。月曜定休。営業日はインスタグラムで告知する。

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