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弘前大学で「医学科展」 腹腔鏡操作体験や病理標本観察も

主催する医学部生と協力者たち

主催する医学部生と協力者たち

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 弘前大学(弘前市文京町)文京キャンパスで10月18日、「弘大祭 医学科展2024」が始まった。

腹腔鏡の体験コーナー

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 弘前大学総合文化祭の一環として、同大医学部の学生らが3日間にわたって行う同企画。期間中、大学会館202教室、203教室、302教室の3カ所に計7ブースを設置する。2022年・2023年は保健学科展内での出展だったため、医学部の単独出展は2年ぶりとなる。

 外科ブースでは糸結びや腹腔鏡操作体験ができるほか、病理ブースでは実際の病理標本を10種用意し、顕微鏡で観察できる。健診ブースでは骨密度や体組成の測定やベジチェックを設ける。ガウンを試着し、手術器具などを持ちながら医師気分が味わえるコーナーなども用意する。

 受験生や将来医者を目指す子ども向けに、現役の医学生が個別に学習相談を受けるブースも設置。医学生の暮らしぶりや受験生向けの応援メッセージの展示も行う。

 10月20日は大学内創立50周年記念会館2階で会市民公開講座として、大学院医学研究科産科婦人科学講座の水沼槙人さんによる講演「産婦人科医による米国留学体験記」(11時~)を行う。入場無料。

 同展代表で3年生の遠藤彩加さんは「コロナ禍で医学科としての開催が難しくなっていたが、ようやく新しい形で開催することができた。老若男女の人たちに足を運んでもらい、医療に興味のない人には興味を持ってもらうように、ある人にはもっとその魅力を知ってもらう機会になれば」と話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料。10月20日まで。

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