弘前文化センター(弘前市下白銀町)で2月18日、「公民館カクテル講座」が開催される。
バー「聖」(北津軽郡板柳町辻、TEL 0172-72-1673)の店主・佐藤聖也さんが講師を務める同講座。佐藤さんは「カクテルの歴史や文化を伝えるだけでなく、カクテルが生活の活力になれば」と話す。
佐藤さんは板柳町出身で、カクテルの勉強をするために上京。バーテンダーになることに迷いが生じている時、偶然立ち寄ったバーでカクテル「ゴールデン・ドリーム」を提供された。「夢を追い掛けてと背中を押された気がした」と佐藤さん。現在では全国バーテンダー技能競技大会に2年連続で出場している。
今回で3回目となる同講座。発案したのは公民館青年教育指導員で、板柳町の隣に位置する新和地区の公民館に在籍する竹浪敦さん。佐藤さんによると公民館事業としてカクテル講座を実施するのは全国的にも珍しく、竹浪さんがいたからこそという。
当日はカクテルの味わい方や作り方の基本的な技術を伝えた後、実際にカクテルを作る。過去の開催では、年配の方が作ったカクテルを飲み、昔を思い出していたことが印象的だったと佐藤さんは話す。
佐藤さんは「カクテルの魅力だけでなく、余ったお酒の活用法といった実用的なことを教えていきたい」と笑顔を見せる。
開催時間は15時~18時。参加費は1,500円。中央公民館に電話(TEL 0172-33-6561)で事前申し込みが必要。申し込み締め切りは2月15日。