りんご公園(弘前市清水富田)で9月23日・24日、「りんご収穫祭」が行われる。
収穫期を迎えるリンゴの豊作を祈りながら、リンゴをPRしていくと始まった同祭り。イベント名を変更しながらも今年で8回目を迎え、前夜祭となる「津軽オクトーバーフェスト」は今回が初開催となる。ドイツのビール醸造シーズンの幕開けを祝う祭りを弘前版としてアレンジし、リンゴのシーズン幕開けを盛り上げる。
23日に開催する津軽オクトーバーフェストでは、4社が自家製シードルを用意するほか、アップルワインと地産のそば粉を使ったそば焼酎などが並ぶ。昨年オープンしたクラフトビール醸造所「Be Easy Brewing」(松ヶ枝5)は、ドイツのホップ、酵母、モルトを使いドイツのオクトーバーフェストのビールを再現した「津軽オクトーバーフェスト」を初めて提供する。
フードブースでは、カフェレストラン・デュボワ(下白銀町)が当日限定のハンバーガー、おおわに自然村(西津軽郡大鰐町)は自家製ソーセージを提供するほか、総菜パンやスイーツ、薫製などが並ぶ。16時からはニッカシードル、18時からはアップルパイの振る舞いを行う。
24日は直径2メートルの巨大アップルパイの実演販売やリンゴジュースの飲み比べ、りんご娘のライブといったリンゴにまつわる企画を行い、弘前を架空の王国に見立てた「りんご王国」の王様4世の初披露も行う。
主催する弘前市りんご公園まつり事業実行委員会の三上剛史さんは「津軽の農作物の豊作を祈りながら、リンゴの街ならではのオクトーバーフェストを楽しんでいただければ」と笑顔を見せる。
開催時間は、23日=16時~20時、24日=10時~15時。入場無料。