弘前に4月29日、コラーニングスペース「HLS弘前」(弘前市土手町)がオープンした。
コラーニングは「共に学ぶ」という意味で、運営するボルボップ(東京都中央区)の辻正太さんは「イベントやセミナーに使えるほか、コワーキングや個別の学習スペースとして利用していただければ」と話す。
店舗面積は約27坪。約8坪と約9坪の2つのスペースをガラス戸で区切り、学生向けの個別学習や進路相談などに使える個室を備える。出張や旅行の際のワークスペースとしての利用も見込み、Wi-Fi、電源、ホワイトボード、プロジェクター、プリンター(別料金)を用意する。飲食類の持ち込みは自由。
利用料金は、会場利用の場合、全面利用で1時間=4,000円、1日=2万8,000円。半面利用は1時間=2,500円、1日=1万8,000円。コワーキングスペース利用の場合、2時間=500円、1日=1,000円。1カ月=1万5,000円となる。平日のみ。
辻さんは埼玉で私立高校の教員を11年間勤め、東京大学へ進学させた生徒も多いといい、今夏以降、高校生向けに現役東大生によるオンラインメンターといった制度などにも取り組むという。「弘前と全国を繋げる場として、みんなを巻き込み作り上げていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は9時~17時。