弘前さくらまつり開催中の「弘前公園」(弘前市下白銀町)で4月30日、桜の花びらが水面に浮かぶ「花筏(はないかだ)」の風景が見頃を迎えた。
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「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」としてフェイスブックでも紹介され、70万以上の「いいね!」を得た同風景。
弘前市では外堀の水流を止めて花筏を演出。今年から外堀の3カ所の土手を撮影スポットとして開放し、カメラやスマホで撮影する花見客の姿でにぎわいを見せている。
4月25日に満開となった外堀の桜は、同27日から散り始め、水面に花びらが浮かぶようになった。30日は強風のため一面の花筏はできなかったが、夕方ころには風がやみ、外堀に一面の花筏ができつつあった。
東京から毎年弘前の桜を撮影に訪れているという40代男性は「花筏は弘前公園くらいしか見ることができない。今年からできた新しい撮影スポットでは、まだ咲いている桜と花筏がより近くで同時に撮ることができてうれしい」と話す。
弘前さくらまつりは5月7日まで。