交通マナーの向上を目指す青森スマートドライバーが東部児童センター(弘前市田園)で6月21日、児童向けの交通安全教室を行った。
青森スマートドライバー応援隊でもあるりんご娘とニャモタンが、集まった児童たちと集合写真
同プロジェクトは交通安全を規制して向上させるのではなく、ドライバー同士のコミュニケーションや思いやりの心で交通事故を減らそうとする取り組み。放送作家の小山薫堂さんが呼び掛け、2007年より始まった。青森では2010年より活動を開始している。
同教室には、青森のローカルアイドル「りんご娘」とモータースクール(和泉)のマスコットキャラクター「ニャモタン」が参加。悪い交通マナーの見本を見せるため、変装したダメなおじさんも登場し、集まった約60人の児童たちの笑いを誘っていた。
横断歩道の正しい渡り方や自転車での渡り方を寸劇スタイルで学んだ後は、児童たちから自ら挙手して参加する姿もあった。最後にはサプライズとして同プロジェクトのデザインが入った「ゆるや傘」をプレゼント。りんご娘のじゃんけんゲームに勝った児童から喜びの声が上がっていた。
同プロジェクトの棟方悟さんは「子どもたちに交通マナーを楽しく学べるイベントになったと思う。地方からこういった活動をもっと発信できていければ」と話していた。