工藤パン(青森市)が6月1日、新商品「イギリスフレンチトースト(欧風カレー)」の販売を始めた。
イギリスフレンチトーストは青森のご当地パン「イギリストースト」の姉妹シリーズ。2013年に販売が始まるとネット上では「イギリス? フランス? どっちなの?」といった声が上がり、在京テレビ局でも紹介されるほど話題となった。
欧風のビーフカレーをフレンチ液に漬けたイングリッシュブレッド2枚でサンドし、焼き上げた同商品。女性に食べやすいよう他パン製品よりカロリーを低く開発し、187キロカロリーに抑えたという。欧風カレーとなったことにについて、工藤パンの平井一史さんは「試作を繰り返し、一番相性の良かったカレーを選んだだけ」と明かす。
「カレー料理が日本に伝わった経路は、インド、フランス、イギリス、日本だったという説があるが意識したわけではない。カレーの食べ合わせに生卵があるため、フレンチトーストとの相性も良いのではと考えた」と話す。
「ハムチーズ」や「練乳ミルク」といった新商品を次々と発売している同シリーズ。先月には昨年「多国籍すぎる」と話題となった「ピザ風」を再販したばかり。
価格は150円。県内の主要スーパー、コンビニなどで販売。