JR弘前駅近くにあるパブ「Robbin's Nest(ロビンズネスト)」(弘前市大町、TEL090-6450-1730)で2月13日、チャリティー・イベント「エベレスト・オブ・アップルズ・飲み会話:バレンタインデー!」が開催される。
英語を気軽に楽しめるきっかけにしようと開く同イベント。青森県内の公立学校で語学指導などを行っている外国人指導助手(ALT)を中心としたメンバーで構成する慈善活動団体「エベレスト・オブ・アップルズ(EoA)」が主催する。
副リーダーのエレン・フレイザーさんは「EoAは、途上国の子どもへ教育を受ける機会を援助するために開設した」と話す。団体名には、日本一の生産量を誇るリンゴの産地・青森県とエベレスト山脈を有するネパールとの橋渡しになりたいとの意味が込められているという。
ネパールとの関係は、青森県五戸町立五戸小学校とネパールの非営利私立小学校「プラジュアル校」との子どもたちの文通がはじまり。同校の支援を行おうと2002年に発足した同団体は、寄付やイベントなどの会費をプラジュアル校校舎の修繕費や奨学金、教師の研修費などの経済的助成を実施。学生の半数以上はバスがなければ通学できない実情を知り、2011年からはスクールバスの購入資金を集めている。現在のところ、79%を達成しているという。
当日は2部制で、前半は英語会話のみ、後半は日本語会話のみの交流会となる。ゲームなども企画しているというエレンさん。「英語ができる人だけが参加するというイベントではない。英語を楽しむきっかけとなる場になればと考えているので、気軽に足を運んでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は19時~22時。会費は1,000円(ワンドリンク付き)。