弘前公園(弘前市下白銀町)で開催している「弘前城菊と紅葉まつり」のライトアップが現在、「魔界」とネットで話題となっている。
弘前公園の紅葉を撮ったりんご飴マン。ライトアップは構えているアイフォンで撮影した
1000本の楓と2600本の桜が色づき、城門や堀、弘前城天守といった歴史ある建物との組み合わせを見ることができる同園。11月8日まで開催している紅葉祭りは、夜間に約200台の照明によるライトアップを行っており、観光客や地元民が多く訪れる。
ツイッター上で10月28日、「弘前公園入ったら魔界だった」とつぶやいたのは、東京・高円寺から弘前に移住している「生ゆるキャラ」の「りんご飴(あめ)マン」。ライトアップされた同公園内の様子を4枚の写真付きで投稿し、10月31日現在のリツイートは6000以上、ヤフーホームページの「みんなのアンテナ」にも紹介された。
「さまざまなサイトに取り上げられて正直うれしい」とりんご飴マン。「カメラ欲しくなる」「写真うまいなぁ」(以上、原文ママ)といったネットの声に対し、「アイフォンで撮った」と明かす一方、「りんご飴マンという存在に触れる人が少ない」と嘆く。
弘前に移住して半年以上がたち、市内のイベントなどに度々出没するりんご飴マンは「自分をきっかけに弘前の魅力を発信できれば」と話し、「少しでもフォロワーを増やすためにも、引き続き弘前に媚(こ)びていきたい」と意欲を見せる。
ライトアップの点灯時間は日没~21時。