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弘前に「昭和レトロ」テーマの焼き肉店「粋匠苑」 家族層ターゲットに

「粋匠苑」のスタッフ。右から店主の佐藤匠さん、店長の佐藤大哲さん、料理長の加藤大晴さん

「粋匠苑」のスタッフ。右から店主の佐藤匠さん、店長の佐藤大哲さん、料理長の加藤大晴さん

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 焼き肉店「炭火焼肉 粋匠苑(すいしょうえん)」(弘前市高田2、TEL 0172-88-7775)が7月1日、オープンした。

天井に貼られた、昭和をイメージしたイラスト

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 今年5月に閉店した「ホルモン食堂 やま長」跡に開業した同店。「地雷也 弘前店」(土手町)や「黒毛和牛と銀シャリ肉の匠」(本町)などを手がける「AXIS(アクシス)」(城西4)が運営する6店舗目の飲食店。社長の佐藤匠さんは「家族でも楽しめる焼肉店を目指す」と話す。

 佐藤さんによると、オープンは今年4月に受けた「やま長」の事業承継の相談がきっかけだったという。「店を継いでほしいという相談で、5月に引き受けることにした。オープン日を7月に設定し、SNSで告知。急ピッチで開業準備を始めた」と佐藤さん。店名はSNSで公募。600件の応募があり、公募を発表した動画は50万回以上の総再生回数があった。

 店舗面積は35坪で客席数は50席。前店舗の小上がりはそのままにし、卓数を増やし、「昭和レトロ」な雰囲気をテーマに店内を装飾した。天井に貼ったイラストは昭和時代の広告をイメージしたもので、中には佐藤さん本人が出演しているイラストもある。「一番こだわったのは入り口に設置したタイル調のカウンター」と佐藤さん。カウンターには釜炊きを3口設置した。

 肉は宮崎の生産者と直接契約し、1頭買いするA5ランクの黒毛和牛。メニューは、「粋匠苑カルビ」(769円)、上カルビ、レアステーキユッケ、ネギ塩タン(以上、989円)、ホルモン(549円~)や白菜のキムチ(659円)など。米は青森県産のブランド米で、小・中・大の3種の量で提供。瓶ビールは「赤星」(329円)で用意する。高校生以下向けのコースメニューもある。注文方法は手書き。

 今夏には駐車場の一部をバーベキューエリアにし、外でも食べられるようにする。佐藤さんは「スタッフらと試行錯誤しながら、いいものは取り入れ、すぐに改善できるところが当店の強み」と話す。「スポットのメニューや新サービスを今後も増やしていく」とも。

 営業時間は16時~23時。

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