
「自由すぎる」テーマで知られる書道作品展「桜風書道教室作品展」が4月2日、複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)で開催される。
日本教育書道会桜風支部の三浦桜風さんが代表を務める「桜風書道教室」(藤崎町)が開催する同展は、毎年3月上旬にイトーヨーカドー弘前店(弘前市駅前)地下通路ヨークギャラリーで行われていたが、今年は時期を変更し、ヒロロ3階「ヒロロスクエア」で開催することになった。
「北斗の拳の必殺技」「鬼滅の刃」「日本酒の銘柄」などユニークなテーマで開催する同書道展は、「自由すぎる」とネット上でも毎年話題を集めている。昨年は「歯の病気」をテーマにし、「達筆すぎる」「笑ってしまった」などとSNSで話題を集めた。
ヒロロでの開催は2回目で、2017(平成29)年に体験できる書道展を開催したことがあった。三浦さんは「今年は、イトーヨーカドー弘前店の閉店があり、開催が危ぶまれたが、弘前市民文化交流館から声がかかりヒロロで開催できるようになった」と話す。
三浦さんによると、今年のテーマは「昭和100年の歴史」「煩悩」「B級グルメ」「ことわざクイズ」をはじめ、漫画家・鳥山明さん作品のキャラクター名、中森明菜さんの生誕60周年を記念した楽曲名などを用意しているという。
三浦さんは「現在、鋭意製作中。今年は5歳~14歳まで生徒数30人という当教室としては最も多い。作品も過去最多となる予定で、会期中に作品を分けて展示する。ヒロロでの開催を待っていてほしい」と話す。
開催は4月2日~4月30日。入場無料。