弘前駅近くにある洋食ダイニング「丸鶏ダイニングFlame(フレイム)」(弘前市駅前、TEL 050-8883-6480)が4月3日、オープン2周年を迎えた。
ロティサリーチキンをメインに提供する同店。ロティサリーチキンは、ハーブや香辛料などで味付けをした丸鶏1羽まるごとを専用オーブンで長時間かけて焼き上げるフランス料理。横浜出身の岡崎義弘さんが2022年のコロナ禍で開業した。
岡崎さんは東京の飲食店で経験を積み、新橋のロティサリーチキン専門店で働いたことをきっかけに、いつかロティサリーチキンを提供する店ができればと考えるようになったという。岡崎さんの妻・彩菜さんが弘前出身だったことから2019年、結婚を機にIターンした。弘前での独立開業を目標に、弘前でさらに経験を積み、2022年に独立した。
岡崎さんは「知り合いもいない土地で、開業して2年も続けられたのは弘前の皆さまとのご縁や利用していただいた人たちのおかげ」と振り返る。
1年目はコロナ禍で苦戦したと振り返る岡崎さんは「開業当初は『ローストチキン』として販売していたが、昨年8月から『ロティサリーチキン』として売り出すことにした。味を改良し、イベント出店などにも挑戦した。今では客足を伸ばせるようになった」と笑顔を見せる。近年は訪日外国人旅行者の利用も増えているという。
メニューは、ロティサリーチキンフルサイズ(2,490円)、前菜盛り合わせ(1,210円)、マグロとアボカドのタルタル(680円)をはじめ、ロティサリーチキンや本日のパスタなどのセットメニュー(2,500円~)を用意する。ランチは、プレートメニュー(1,000円~)、週替わりパスタやアルコールドリンクも用意する。
オリジナル商品にも力を入れ、「嶽きみ」を使った自家製ドレッシング(600円)や特製スパイス(430円)を店内で販売する。今後は真空パックしたロティサリーチキンの販売も考えているという。岡崎さんは「青森でもっと多くの人にロティサリーチキンを楽しんでもらいたい。さらに羽ばたけるように3年目、4年目と続けていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~13時30分、17時~21時。水曜定休。