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青森・黒石に古着店「アダムスミス」 好きなものをそろえた店内

「アダムスミス」店主の山谷敏暢さん

「アダムスミス」店主の山谷敏暢さん

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 古着店「アダムスミス」が3月24日、黒石市横町の旧ストゼンビル1階にオープンした。

倉庫の跡地を活用した店内

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 リサイクルショップなどで働いた山谷敏暢さんが独立して立ち上げた同店。山谷さん自ら一つ一つ買い付けたアウトドアウエアやビンテージの雑貨など300点を販売する。店名はアメリカ人に多い名前と名字を調べ、組み合わせた造語という。

 山谷さんは青森県を中心に展開するリサイクルショップ「萬屋」で約15年間勤め、古着の査定などの業務に携わった。「40歳を過ぎ、周囲に独立した人の話などを聞き、自分でも独立を考えるようになった」と山谷さん。家族からも「やってみれば」と反対されなかったことで独立に踏み切ったという。

 旧ストゼンビルは2021年にアンティークショップ「フェスティーナレンテ」がオープンし、2022年には古着店「ガレージパラダイス」がオープンした。山谷さんは「2店の店主と知り合ったことがきっかけで、この場所を知ることができた。条件面が自分の予算と合ったため、黒石での出店を決めた」と振り返る。

 店舗面積は13坪。倉庫部分だった場所を改装した。「地下があったが、使えなかったためふさぎ、使っていなかった冷蔵倉庫はストック置き場として活用した」と山谷さん。外壁は青で塗り、『宮内庁御用達』と書かれた年代物の鏡を試着室の姿見として使う。高い天井を生かし、商品棚をつるした。

 「商品ラインアップは自分の好みとセンス。個性はあるが、好きなものに囲まれた店内で毎日が楽しい」と山谷さん。「地域の人たちに喜んでもらえるような店をつくりたい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~18時。水曜定休。

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