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弘前に鶏料理「東京チキン」-飲食店手掛ける元専業主婦が新業態

東京チキンの「東京チキンから揚げ」。2度揚げし、秘伝のタレをかける

東京チキンの「東京チキンから揚げ」。2度揚げし、秘伝のタレをかける

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 弘前市運動公園近くの青森県道109号沿いに昨年11月23日、鶏料理専門店「東京チキン」がオープンした。

東京チキン(1)東京チキンの七戸佑弥さん(右)。手には公式キャラクター「こっちゃん」のシール。左は従業員の佐藤大輔さん

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 県内で「Boo豚」や「ボク、ドラむかん」などの飲食店を経営する七戸佑弥さんが開いた同店。七戸さんは五所川原市出身で専業主婦として4人の子どもを育てていたが、飲食店を始めようと2年前に発起した。業態にこだわらず「一番おいしいお店をつくりたい」と七戸さん。開店日を自身の誕生日に合わせた。

 同店のオープンに当たり試行錯誤を続け、好物だった空揚げを「嫌になるくらい何度も食べ続けた」と七戸さんは振り返る。「子どもの感想は素直」と子どもたちからも意見を聞いた。「サクッとした衣とジュワーと広がる肉汁にこだわった」と、空揚げは2度揚げ。秘伝のタレをかけて味を調整する。

 店舗面積約62平方メートルに、26席のテーブル席とカウンター席を用意した。オープンから1カ月がたち、テークアウトする男性客の多さに驚いているという。「一人でも気軽に食べられるように、ついたてで仕切ったカウンター席も実は用意している」と、レジカウンター裏にもイートインスペースがある。「大事にしているのは常にお客さまの目線」と、さらなるサービスの向上に余念がない。

 看板やメニュー表に描かれている公式キャラクター「こっちゃん」は、七戸さんの夫の悠城さんがデザインした。インパクトを大事に田舎から上京する鶏をイメージ。「地方発で都会に逆進出するようなチェーン店を目指したい」と七戸さんは力を込める。

 メニューは東京チキンから揚げ(680円)、若鶏のから揚げ(Mサイズ=450円、Lサイズ=680円)、手羽先(450円)、手羽中(400円)、すなずり(400円)、ヤゲンナンコツ(400円)。焼き鳥や鶏鍋、イートイン専用のセットメニュー(200円~)も提供する。

 営業時間は11時30分~23時(売り切れ次第終了)。

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