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津軽鉄道に「きのこの山」「たけのこの里」列車 明治とコラボで運行

「夢見るきのたけ号」車内に設置された「きのこの山」「たけのこの里」の風鈴

「夢見るきのたけ号」車内に設置された「きのこの山」「たけのこの里」の風鈴

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 津軽鉄道(五所川原市、TEL:0173-34-2148)が現在、菓子メーカーの明治(東京都)とコラボした「夢見るきのたけ号」を運行している。

青森に実在する「たけのこの里」

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 津軽鉄道は津軽五所川原駅から中泊町にある津軽中里駅までを結ぶ延長20.7キロのローカル鉄道。「ストーブ列車」「風鈴列車」のほか、小説家・太宰治の生家が沿線にあることから運行する「走れメロス号」などのイベント列車で、観光客誘致にも力を入れている。

 「夢見るきのたけ号」の車内には、「きのこの山」「たけのこの里」を模したオリジナル風鈴6個をつるす。制作は津軽金山焼(五所川原市金山)。津軽五所川原駅と津軽中里駅には専用の冷蔵庫を置き、小袋タイプの「きのこの山」と「たけのこの里」を無料配布する。

 コラボのきっかけは2020年に行った「きのこの山・たけのこの里 国民大調査2020 ~愛こそニッポンの元気プロジェクト~」のアンケート結果。青森県は「きのこの山」の夢を「よく見る」と回答した割合が全国1位で、「たけのこの里」の夢を「よく見る」と回答した割合は3位だったという。

 津軽鉄道・総務課の白鳥泰さんは「夏期に運行していた『風鈴列車』のことを知った明治から、夏のイメージにぴったりということで、冷やしてもおいしい『きのこの山』『たけのこの里』とのコラボを申し出てもらった」と説明する。

 「夢見るきのたけ号」の運行は8月17日にスタート。白鳥さんは「家族連れや観光客の乗車が増えた。地元の利用客は遠慮がちだが、『きのこの山』や『たけのこの里』を手渡すと喜ぶ姿が印象的。今後も継続できたらうれしい」と笑顔を見せる。

 運行は8月31日まで。

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