「せせらぎ温泉」近くに7月15日、コッペパンサンドとハンバーガーの店「ふわこっぺと淡路島バーガー」(弘前市原ヶ平)がオープンした。
「ふわこっぺ」と「淡路島バーガー」は兵庫・神戸に本社がある「なゆた」のフランチャイズ店。経営するのは保険代理店「ほけんのツボ」(福田)社長で不動産業も営む福士祐一さん。福士さんは昨年11月に居酒屋「やきとりさんきゅう弘前城東店」(弘前市城東中央)をオープンさせている。
福士さんによると、第三の収益柱として始めた「やきとりさんきゅう弘前城東店」だが、コロナの感染状況によって売り上げが左右されてしまうため、新しくテイクアウト需要にも対応できるパン店に目をつけたという。相談をした「なゆた」では「淡路島バーガー」を展開していたことから東北エリア初出店を狙い、開業を決意した。
出店した原ヶ平について、福士さんは「周辺にパン店がないため、商圏としては可能性があると考えた。学校の送迎需要もあると考え、早朝からのオープンにした」と話す。店舗面積は約9坪で、ラーメン店だった跡地を改装した。現在はテイクアウトのみだが、将来的にはイートインでの提供も考えている。
「ふわこっぺ」はコッペパンに卵サラダやえびアボカド、チョコホイップ(250円~)などを挟んで提供する。「淡路島バーガー」のメニューは淡路島産のタマネギを使ったハンバーガー(780円)のみで、チェダーチーズやベーコンなどのトッピング(各種150円)を用意。オニオンリング(350円)やドリンクなどが付くセットメニューもある。
オープン初日となった同日。店が開く7時前から集まる人がいたという。「交通量は少なくなく、通行中に気になる人が多かったのでは。オープン前から期待を感じた」と福士さん。「地域に利用される店を目指したい。今後はコッペパンに地元の食材を挟んだメニューを考えていきたい」とも。
店長の西澤花さんは「気軽に足を運んでもらえるような楽しい店づくりをしていきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は7時~17時。