弘前公園の桜が続々と見頃を迎えている。
約50万平方メートルの弘前公園は52種約2600本の桜があり、開花状況は園内でもそれぞれ異なる。外堀と西堀のソメイヨシノは4月20日に満開を迎え、弘前市都市整備部公園緑地課の22日11時発表の「さくら情報」によると、西堀にある桜のトンネルが満開となった。
同課は弘前公園最長寿のソメイヨシノやピクニック広場の昭和桜の満開も発表。弘前城本丸のヤエベニシダレは五分咲き、弘前発祥の八重桜「弘前雪明かり」は4月25日の開花を予想しているほか、散った花びらが堀の水面に浮かぶ花いかだは23日から見頃を迎えるとしている。
園内は21日に満開となった。2本の桜の枝が重なり空にハート型を描く「隠れスポット」も見頃を迎えている。「ハートの桜」で知られ、SNSでは毎年話題を集める。若い花見客を中心に昼夜にわたってカメラを向ける姿が多く見られた。
弘前さくらまつりは4月23日から5月5日まで。ライトアップは20時30分まで。
※4月24日まで、ライトアップは21時まで延長となりました