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青森でシードル「クレイジーサイダー」販売 コロナ禍きっかけに開発

クレイジーサイダードライ。数字の「7」はアルコール度数を表している

クレイジーサイダードライ。数字の「7」はアルコール度数を表している

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 「津軽おのえ温泉 福家(ふくや)」(平川市新屋町道ノ下、TEL 0172-55-0200)で4月21日、青森県産リンゴを使ったシードル「クレイジーサイダー ドライ」の販売が始まった。

クレイジーサイダーの工房

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 福家を経営するコンサルティング会社「タグボート」が開発した同商品。福家の隣にあった社員用駐車場に工房を作り、7基の醸造タンクと蒸留機を設置した。「サイダーに夢中な人がつくった、夢中になれるサイダー」との意味を込め、商品名は「クレイジーサイダー」にした。

 社長の水口清人さんは2014(平成26)年から福家の運営を始め、2018(平成30)年にオリジナルようかん「ドルチェようかん ワイキューブ」を開発するなど、商品開発やコンサルティング業務も携わる。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年は温泉宅配サービスも行った。

 「コロナ禍によって宴会や温泉利用が激減。終息を待つよりは新しいことを始め、雇用や仕事を確保しようと考え方を切り替えた」と水口さん。昨年は就労継続支援B型事業の指定を受け、高齢者向けの配食サービスなどの人材を確保。弁当の盛り付けや清掃業務のほか、シードル造りではラベル貼りやボトリング作業を担当するという。

 日本一の生産量を誇るリンゴを生食以外での活用を考え、シードルに行き着いたという。水口さんは「コロナ前にシードルを作ろうなんて考えてもいなかったが、コロナとなり、温泉経営は今まで通りにはいかなくなった。100年後も残り続ける事業として始めた」と話す。

 原料のリンゴは地元リンゴ農家からミックスで仕入れる。製造工程で必要な熱処理は今後温泉熱を使い、温泉施設に併設する強みを生かす。「クレイジーサイダー ドライ」は果実感を残し、食事に合わせやすいような味わいに調整。ペアリングの料理はグループ店「カレー&カフェ シエスタ」の料理長に開発してもらうという。「自分の経験と会社の強みをフルに生かした。『共生社会』を具現化する会社を目指す」と水口さん

 今後はフレーバーを加えたシードルを販売し、今冬にはアップルブランデー造りにも挑戦するという。水口さんは「醸造中はまるでわが子を見るようにタンクの中を見る毎日だった。フレッシュな果実感の残る自信作で、地域の課題解決にも取り組むようなシードルにしていきたい」と笑顔を見せる。

 価格は330ミリリットル入り=660円。公式ネットショップ「青森まるごと福家ショップ」で5月上旬から販売する予定。

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