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弘前で染織の展示会「植物のチカラ」 波照間から移住の夫婦

「Snow hand made」の佐々木亮輔さん(左)と葛西由貴さん(右)

「Snow hand made」の佐々木亮輔さん(左)と葛西由貴さん(右)

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 藍染め・草木染めの作品展示と販売会「植物のチカラ」が現在、「弘前オランド ギャラリースペース」(弘前市百石町)で開催されている。

「植物のチカラ」をテーマにしたメイン作品

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 沖縄・波照間島から弘前に2015年、移住した夫婦、佐々木亮輔さんと葛西由貴さんが開く同展示会。2人が主宰する「Snow hand made」が初めて行う個展で、植物をテーマにした作品の展示とストールやアクセサリーなどを販売する。

 「Snow hand made」は主に自家栽培の藍や紅花を染料として糸や生地を染めたり、草木染め糸は織物や編みの技法で天然石やビーズと融合したりした作品を制作・販売している。夫婦分業で制作するという。

 佐々木さんは「個展は以前から考えていた。『植物のチカラ』という作品をひらめき、一年かけて制作した。会場全体に植物をモチーフとした作品を展示している」と話す。

 作品のほか、染織の工程をまとめた映像や染料の展示も行う。会期中は2人が在廊する。「染織について興味を持ってくれる人も多く、実際に話をすると共感を呼ぶこともある」と佐々木さん。「イベント出展がメインの販売形態で、なかなかイベントができない昨今、会って話ができる機会はうれしい。作品を見てもらい商品も手に取って確かめてもらえれば」とも。

 入場無料。4月13日まで。入場時間は11時~18時。

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