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津軽の「じゃんばらしめ縄」が「異界めいた造形」と話題に 旅行者が発信

空弾シオンさんが投稿した「じゃんばらしめ縄」

空弾シオンさんが投稿した「じゃんばらしめ縄」

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 津軽エリアの神社にある「じゃんばらしめ縄」を紹介したツイートが現在、注目を集めている。

33個の米俵を積み上げた鳥居

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 「じゃんばらしめ縄」は鳥居に設置される縄のれんのこと。津軽地方を中心に根付き、独特の文様で編み込まれる。廣田神社(青森市)によると「じゃばら」と表記することもあり、「邪祓(じゃばらい)」がなまって転化したものという。

 津軽エリアを旅行中のツイッターアカウント「空弾シオン」さんが1月14日、七ツ館八幡宮(五所川原市)の「じゃんばらしめ縄」を「津軽でしか見られないと知ったしめ縄が芸術性高い。(中略)なんて異界めいた幾何学的な造形……!」と投稿したのが話題の発端。1月19日現在、7500以上のリツイート、約2万のいいねが寄せられている。

 「空弾シオン」さんは東京の会社員で、休日などを使い全国の神社を巡っているという。今回の旅行の目的は津軽の無人神社を回ること。3日間の滞在で、鶴田、五所川原、弘前など津軽の西南部を巡った。「じゃんばらしめ縄」について「全国でも珍しい風習。津軽圏内でも地域ごとで微妙に形や飾りが異なってくるため、次の探訪ではまだ行っていない地を巡りたい」と話す。

 七ツ館八幡宮の総代を務める葛西弘文さんはネットで話題となっていることは知らなかったと笑顔を見せる。葛西さんによると毎年、町会から集まった有志らで七ツ館八幡宮のほかエリア内にある2つの神社の「じゃんばらしめ縄」も作っているという。

 「しめ縄は豊作の感謝と無事を報告する意味合いがあり、毎年12月下旬から3月にかけて設置する。結界を張るという意味もあると聞くが、詳しいことは分からない。昔は33個の俵を積み重ねて奉納していたが、今では担い手が少なく高齢化も進み、続けることも難しくなっている」と葛西さん。

 細越神社(青森市)に34年連続で大年縄と「じゃんばらしめ縄」を奉納している「細越大年縄保存会」によると、青森市内では3カ所の神社で設置していることを把握しているが、津軽エリアの設置状況までは分からないという。

 「しめ縄奉納は地域の行事として根付いているが、途絶えたエリアもあり、有志で復活させた地域もあると聞く。それぞれのスタイルが記録・継承されることを願っている。私たちも可能なかぎり続けていきたい」とも。

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