弘前経済新聞2021年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「もはや呪文」と話題を集めた青森県警の津軽弁で表現した交通安全標語の記事だった。
PVランキングは、今年1月1日から12月16日までに配信した204本のヘッドラインニュースを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 青森県警の3つの方言標語が話題に 津軽弁だけが「もはや呪文」(2/8)
2. 「松屋」の秋田県進出に弘前市民から喜びの声 最寄り店までの距離が半分に(7/20)
3. 弘前に青森県内2店舗目「シャトレーゼ」 ロードサイド型のスイーツ店(9/9)
4. 青森で「ゴメン」冬の薬剤散布車 「感謝しかない」とネットで話題に(1/21)
5. 青森の直売所の食品表示ラベルが津軽弁 田舎特有の間違いも(7/7)
6. 青森の公園に「どこでもドア」 匿名の設置者「みんなで楽しんでほしい」(8/30)
7. 弘前の卸業倉庫に訳あり商品販売所 無人販売が好評で有人に(10/27)
8. 弘前に「カレー&カフェ シエスタ」 アンティーク喫茶店跡に出店(9/16)
9. 弘前の大型水槽「アクアリウム」終了へ 28年間、熱帯魚など展示(10/21)
10. 青森・藤崎に丘の上に建つカフェ「SHIZUKU」 夫婦が「夢」を実現(2/4)
1位は、青森県交通安全協会が発行している「青森県安全運転ガイドブック」に掲載の青森県内3つの方言で書かれた交通安全標語。ツイッターアカウント杉(@ke_nek)さんが「青森の三大方言を比較すると津軽弁意味わからんのがよくわかる(原文ママ)」と投稿したところ、ネットで話題となったことを伝える記事だった。
2位は、大手牛丼チェーン「松屋」の秋田県への初出店を喜ぶ弘前市民の声を紹介した。記事を公開した2021年7月時点では秋田県、青森県ともに「松屋」の未進出県。12月17日には「松屋 弘前高田店」をオープンさせ、青森県にも初出店した。
3位は、菓子専門店「シャトレーゼ弘前高田店」のオープンを伝える記事。新店紹介の記事は、7位の訳あり商品販売所「パレットストア」、8位の「カレー&カフェ シエスタ」、10位のカフェ「SHIZUKU」がランクインした。
9位のさくら野弘前店1階にあった大型水槽「アクアリウム」の展示終了やランク外だが「宮園苑」、「ピンクベア」といった老舗店閉業の記事が今年は話題を集めたが、業種変更で再出店やリニューアル、コロナ禍でさまざまな「工夫」で乗り切ろうとする店も多くあった。
2022年も弘前経済新聞は「街の記録係」として、街の話題や新動向を追っていきたい。