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青森の直売所の食品表示ラベルが津軽弁 田舎特有の間違いも

「バズル」と書かれたバジル(写真提供=あじ彩感の中の人と愉快な会員達さん)

「バズル」と書かれたバジル(写真提供=あじ彩感の中の人と愉快な会員達さん)

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 青森・鯵ヶ沢の観光施設「海の駅わんど」内にある農産物直売所「あじ・彩・感(かん)」の食品表示ラベルが現在、ネットで話題を集めている。

柿に間違えて貼られた「さつまいも」の食品ラベル

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 「あじ・彩・感」では鯵ヶ沢を中心とした、約100人の会員農家の農産物を取り扱う同店。扱う食品表示ラベルは同店の事務員らがバーコードラベラーで作成するが、商品名は農家自らが自筆で書いてもらうようにしているため、誤表記や津軽弁での表記が生まれるという。

 同店店長は「なまったままの文字になってしまったり、貼り間違えたりすることもある。ある程度の間違いはニュアンスで分かるためそのままにしているが、直すこともある。会員さんの中には間違いがあっても間違いと考えてないため、指摘してもほとんどがあまり気にしていないことが多い」と苦笑する。

 ネットで話題を集めたツイートは7月5日に店長が運用するツイッターアカウント「あじ彩感の中の人と愉快な会員達」さんのもので、バジルを「バズル」と津軽弁で表記していたことを紹介した。約2000のいいねがあり、「バズルなだけにバズってる」「会社帰りの電車で吹き出しそうになった」といった声が寄せられた。

 同店長によると、誤字や津軽弁表記などの「発見」が定期的にあり、見つけると最近はツイッターで発信するようにしているという。投稿を待っているフォロワーも増えており、ツイートすると、「ネタがつきない」「次回も楽しみにしている」といった反応もある。「私自身が、おなかが痛くなるほど笑わせてもらっている」と同店長。

 「田舎特有の間違い。ほかの直売所とは違った楽しみ方があると感じるので、鯵ヶ沢にお越しの際は、買い物ついでに探してみるのも楽しんでいただければ」と笑顔を見せる。

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