弘前からJリーグ入りを目指すサッカークラブ「ブランデュー弘前」所属選手たちが10月2日、リンゴ収穫体験を行った。
「青森りんごで健康応援プロジェクト」の食習慣づくりの一環で行われた収穫体験で、市民団体「A-project」が協力した。体験したのは主将の川崎達也さんと前原大樹さん、小野春輝さんの3選手。
同サッカークラブは地元協賛企業の手伝いや地域活動の一環として、リンゴの収穫や農業体験などを毎年行なっている。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、リーグ途中で試合は中止。中止が発表された9月5日時点での順位が今シーズンの結果となってしまったため、リーグ2位となった。
リンゴの収穫は初めてという前原さんは福岡出身。「最初はできるかどうか不安であったが、コツをつかむと収穫は簡単で、滅多にできない良い経験になった」と話す。
収穫後にリンゴ農家からリンゴを横から切る「スターカット」と呼ばれる食べ方を教えてもらったという川崎さん。「スターカットは手を汚さずにリンゴを皮ごと食べられる利点がある。皮にも栄養素がたくさん入っていると聞くので、スターカットでリンゴを毎日食べたい」と笑顔を見せる。