弘前の高校生たちが現在、ショートムービープラットホーム「TikTok」を使ったダンス「トレインで青春ダンス」を公開している。
弘南鉄道を舞台に沿線の高校生たちが15秒のダンスを投稿する同企画。10月1日から開催される「弘南鉄道文化祭」の一環で、ストリートダンススタジオ「ファンキースタジアム」(弘前市山道町)が振り付けを担当。使う楽曲は「RINGOMUSUME(りんご娘)」の「トレイン(RINGOSTARmix)」。
8月30日より4パターンの動画を11個公開すると、全て1000回以上の再生回数があるほか、中には2000回を超えるものもある。りんご娘の妹ユニット「アルプスおとめ」も投稿するなどの反応もあり、「ファンキースタジアム」のNAOさんは「弘前の中高生を中心に動画を閲覧している人が増えている」と話す。
NAOさんによると、「TikTok」のダンスを振り付けは初めてで、気軽でかわいい踊りを意識したという。NAOさんは「私自身、アプリを初めて使い、加工でかわいい演出ができるほか、若い子たちの自由に自己表現する場になっていると感じた。振り付けにこだわらず、『青春』をしている多くの人たちに参加してほしい」と呼び掛ける。
ダンスに参加した弘前高校2年生の小島由藍さんは「友達に『見たよ』といった連絡がたくさんあり、恥ずかしい気持ちはあるがうれしい。たくさんの人に踊ってほしい」と笑顔を見せる。