弘前で11月29日、リンゴのスイーツキットを作る親子料理教室「ベジスタinこどもりんご博覧会2014」が開催される。
同教室はりんご生産高全国1位の弘前市を、「りんご王国」という架空の国に見立て、リンゴの収穫を祝う王国のイベント「りんご博覧会」の一環として行う。協力する「べジスタ」は、「親子で楽しむ食育」をテーマに地域の食文化とコラボし、全国各地で食育イベントを行っている。
イベントで使うリンゴのスイーツキットはスイーツ店「ボンジュール」(弘前市城東中央)のオーナーシェフ・関浩司さんが考案。同キットは「リンゴは生ものなのでお土産にしにくいが、弘前のリンゴをおいしいまま、お土産としても味わってほしかった」という思いから始まった。イベントへの協力を打診され、実現化に向けてようやく完成にこぎ着けた。
「親子でも楽しめるスイーツキットにこだわった」と関さん。同キットで作るスイーツはリンゴタルト。必要なものは卵と牛乳とバターのみで、必要となる材料は全てキットに梱包(こんぽう)されている。「ちょっとした工程を楽しみつつ手軽にりんごタルトが作れるところがポイント」とも。
キットは、12月7日に大阪で開催されるリンゴ直売イベント「りんごの惑星2」と連動し、子どもたちの販売体験にも使われる。
開催時間は13時~。参加無料。定員は子ども10人(親子で20人)。詳しくは「りんご王国」のホームページで確認できる。