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岩木山の観光施設に「おそばとモツ青葉」 行楽需要に対応

店主の櫻庭紀美子さん(右)と店長の竹内絵里子さん(左)

店主の櫻庭紀美子さん(右)と店長の竹内絵里子さん(左)

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 岩木山麓にある岩木山観光協会の施設内に「おそばとモツ青葉」(弘前市百沢、TEL 0172-83-3002)が4月29日、オープンした。

畳の小上がりを改修した店内

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 カフェ「桜林茶寮(さくらばやしさりょう)」(百沢)の櫻庭紀美子さんと「大衆BAR BASK」(本町)の竹内絵里子さんが開業した同店。そばやカレーのほか、バーベキュー用の肉などを販売する。

 岩木山観光協会は昨年、新型コロナウイルスの影響でレストランスペースにあったテナントが撤退し、施設自体が閉鎖となったこともあった。出店の相談を受けた櫻庭さんは「市街で遊ぶより郊外をドライブする人やアウトドアを楽しむ人が増えており、その需要に応えるような店を考えた」と話す。

 竹内さんに声を掛けるまで出店を悩んでいたという櫻庭さんは「二つ返事だった竹内さんに逆に『本当にやるの?やろうか』という勢いで決めた」と笑顔を見せる。「まずはやってみて、需要などを探りながら柔軟に店づくりをしていきたい」とも。

 店舗面積は約24坪、席数は25席。畳の小上がりだった客席にテーブル席を設けた。前払いのセルフサービス。メニューは現在、「おそば(サプライズ付き)」や中華そば、チキンカレー(以上700円)のみ。テークアウトとしてカレーパン(250円)、モツ、牛サガリ(以上850円)などを用意する。

 櫻庭さんは「メニューを今後増やし、岩木山に遊びに来た人が買い忘れたものを求めて街まで戻らなくていいようなラインアップにしたい。岩木山に遊びに来た人たちが、楽しく立ち寄れる場にしたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時30分~16時。冬季は休業。

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