北洋硝子(青森市)が販売する「津軽びいどろ×オイルランプ りんご」が現在、ネット上で話題を集めている。
津軽びいどろは、青森県伝統工芸品の指定を受けているハンドメードのガラス製品。青森の四季や産物をイメージした「弘前桜」「あおもりの肴」シリーズを近年は開発しており、リンゴの形をしたオイルランプもその一つとなる。
9月28日、ツイッターアカウント「ふわふわさん(かわいい雑貨)」さんが「『津軽びいどろランプ』が美しい…」と紹介したところ、「かわいい」「斬新なデザイン」などの反響があり、9100以上のリツイートと、2万以上のいいねが寄せられた。
壁屋知則社長は「ネットで注目を集めるのは時代を感じる。オイルランプの開発では、ガラスで本物のリンゴのような表現ができるのかと不安はあったが、女性職人ならではの感性で見事に作り上げた」と笑顔を見せる。
赤リンゴと青リンゴの2色を用意するオイルランプのほか、リンゴの色合いを表現した器シリーズ「津軽自然色りんご」があり、タンブラーやボール、ディッシュなどをラインアップする。
壁屋社長は「コロナ禍で安心して外出できないご時世、家族団らんのひと時などに特別感を出すアイテムとして『青森』を添えてもらえるとうれしい」と話す。
オイルランプの販売価格は3,500円(税別)。