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弘前のギャラリーカフェで地元画家が個展 竜の絵中心に30点

福島悠起さんと竜の画

福島悠起さんと竜の画

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 弘前公園近くにある「コーヒー&ギャラリー五十石館」(弘前市五十石町)で現在、個展「福島悠起の世界」が開催されている。

福島悠起さんの処女作品「龍と共に飛び込む」

 弘前を拠点に活動する画家の福島悠起さんは、筆を使わずに手で絵を描く。その土地の水を使って描くのが特徴で、水のにじみや絵の具の渇き具合などは自然にまかせ、無意識で描く部分が多いという。同展では約30点の絵画を展示販売するほか、ポストカード50種類の販売も行う。

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 福島さんは30歳まで家具職人として働いていたが、勧められた絵画教室で絵を描き始めたのが画家としての始まり。3年間はキャンバスの前に立つことにも不安を覚えていたと振り返る。2017(平成29)年に100号の大きさのキャンバスに2匹の白い竜を描いた「龍(りゅう)と共に飛び込む」で振り切ったものがあり、それ以来、竜を中心に手で描くスタイルを確立したという。

 2019(平成31)年4月にはギャラリーNOTIVA(青森市)で初の個展を開催。8月に自身の絵画教室を開くようになり、12月には京都清水寺で開催した「第二回 藝展」やアメリカ・ニューヨークの「Made in Japan 2019」に出展した。

 会場となる五十石館は5月30日にリニューアルしたギャラリースペースを備えた喫茶店。店主の川村昇一郎さんによると、弘前さくらまつりの開催時期に合わせてリニューアルする予定だったが、さくらまつりが中止となったため、オープンを延期したという。「今後はミニコンサートやギャラリーとしての利用も受け入れていく予定」とも。

 福島さんは「新型コロナウイルスの影響で個展が中止となり、今年は見ていただける機会が少なくなってしまったが、ご縁があり、個展の開催に至った。1階ではコーヒーを飲みながら鑑賞できるスペースにもなっている。実際に見ていただき、その感じたことをもしよかったら直接教えていただけるとうれしい」と話す。

 入場無料。開催時間は13時~16時30分。9月21日定休。10月1日まで。