弘前観光コンベンション協会(弘前市下白銀町、TEL 0172-35-3131)が9月5日・6日、「朝どれ嶽(だけ)きみ収穫体験バスツアー」を開催する。
「嶽きみ」は津軽富士と呼ばれる岩木山の標高450~600メートルに位置する高原・嶽地区で収穫されるブランドトウモロコシ。糖度18度~20度といわれ、生でも食べられる甘さがあるという。2007(平成19)年4月に地域団体商標として認定。「きみ」は津軽弁でトウモロコシを意味する。
ツアーは7時に弘前駅を出発し、嶽地区へバスで移動。収穫は2本までで1本はその場で試食する。3本目以上は本数に応じて別途料金が発生。収穫後は農産物直売所「ANEKKO(あねっこ)」(宮地川添)に移動し、収穫した嶽きみをゆでて食べる。その後、道の駅津軽白神(西目屋村)に移動し、白神焙煎舎の焙煎工場を見学しつつコーヒーを飲むことができる。11時解散。
2021年4月から東北6県の自治体や観光関係者が行う「東北デスティネーションキャンペーン」が開催されることから企画された同ツアーには、JR東日本秋田支社や西目屋村が協力。マスク着用やアルコール消毒、検温など新型コロナ感染防止対策を行う。
ツアーを担当する井澤智映子さんは「採ってその場で食べる嶽きみは本当に甘いと聞くため早朝でしか楽しめない企画。地元民でもめったにない機会で、モニターツアーということでお安く体験できる。ぜひご参加いただければ」と呼び掛ける。
参加費は3,000円。